2014年7月10日木曜日

過去話その6

ネトゲ、というかリネ2をやる前はBOTという単語に対してネガティブなイメージはなかったのにまったくお前は。

というわけで業者とかBOTのお話。


C3くらいまでの業者のほとんどは肉入りのソロで、同じエリアで24時間交代で狩り続けるといった問題こそあれど、すごい甘い見方をすれば価値観の違う他のプレイヤーという範疇に収める事が出来た。
もちろん横殴りをされればイラッと来るし(M)PKされればやり返すけれど、それは別に日本のプレイヤーでも変わらないよねっつー話。

そういう事もあって、僕個人の感覚としては所謂「中華」と呼ばれていた業者に対してことさらな憎悪の感情はなかった。
規約上禁止されていた国外からのアクセスで外貨を稼いでいたというまぎれもない事実はあるにせよ、それはサーバー内データを所有するNCJが対処すべき問題だし、買う側がいなければそもそも成立しない話。
もちろん売る側と買う側どっちが卵でどっちが鶏かという問題は付いて回るんだろうけれど、むしろ「中華討伐」といった無自覚なレイシズムの方が個人的には反発があった。

そういった「肉入り」とは根本的にあり方が異なったのがBOTで、これに対しては一切遠慮はしなかったね。
ぬるぽではかなりの数のBOTPTをMPKして回ったと思う。
その場所で狩りをするためにMPKしたのもあれば、ネクカタなどのようにとりあえず巡回して回ったのも。
直接的なMPKではないけど同盟クエのステップダウンと証の消失を狙ってケトラーを連れて行ったこともあったっけw
都合のいい「中華」というイメージを隠れ蓑に、割合としては相当な数の日本人の個人or業者のBOTがいたんじゃないかな。
ケトラートラップなんかは特にそうだけど、そのうちこっちが通報されて凍結されるんじゃないかという意識は常にあって、その時は潮時かなとは思っていた。
BOT専門とは言えMPKには違いないので綺麗事を言うつもりはないけど、プチ廃なりのある種の使命感があったのも事実。

まぁそういった主義云々は抜きに、AIを相手にしたある種のパズルとしてBOTのMPKを楽しんでた節はある。
とにかくぬるぽはヘイト操作系スキルやサモンによるかき集めといった引き出しの多さでMPK向きだったので、言っちゃ悪いけど楽しかった。
崖から落としてーmobの中に突っ込ませて―範囲に巻き込んで―と、いい例えが思いつかないけど、マリオとワリオが一番近い気がするわw


最後に少ししんみりする話。

C2の頃、ぜらは国立墓地や火炎の手前辺りでよくソロをしていた。
当時同じようなエリアでソロをしている「百合チャン」というドワ娘がいて、特に会話をしたわけではないけれど日本人ではない事、一般PCではない事は何となく察していた。

お互いちまちましたソロで狩場が被るわけでもなく接点もなかったある日、 どうも横湧きして多重リンクでもしたのか、ヤバそうになっていた百合チャンが見えた。
とっさにヘイトを打ち、槍に持ち替え一掃するとたどたどしい英語で感謝を伝えてきたので、気を付けて―とQ体力か牛乳を渡したところ、どうも一緒に狩りがしたいらしい。

気にするような世間体があるわけでもなく、特に断る理由もなかったので確かアデン城周辺から火炎にかけてぶらぶら狩りをしたっけ。
どうも槍での狩りを見るのが初めてだったっぽいね。
それほど多くはないチャットの文字からも、興味の程が伝わってくる。
それは本当に、百合チャンが業者である事を除けば、当時はよくあった前衛同士のささやかなペア狩りだった。
バノールシレノスやらコンジャー一家やら、普段より少しだけ背伸びをしていろんなものに手を出してみた気がする。

次に百合チャンを見たのはそれからずっと先、T1か2の頃のアルゴスだった。
規則正しく整列したPTの中のその瞳には多分僕は映っていないだろう。
それでいいと思う。
中の人が男性でも女性でも、ネトゲによるグレーな外貨獲得、そういったものとは無縁の日常を過ごせていればいいんだけど。

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