それが君たちの特権

PARTY TIMEでTimeを聴いて感じた胸騒ぎが、2年前にBIRTHDAYの1曲目でサヨナラは言わないを聴いた時のあの落ち着かなさ、漠然とした不安の正体だったのかな、と合点がいった。
ささいなことで絶交してそれっきりになってしまうんじゃないか、という僕ですら覚えのあるティーン特有のあの感覚。

ClariSの楽曲を系統別に大雑把に分けてみると、スローなバラード系(A)、ポジティブ系(B)、そしてこの胸騒ぎ系(C)といった感じで以下の表のようになった。
実際には恋磁石やルミナスのように複数の要素を持ち合わせているものもあるけどね。


こうして見てみるとグループCの曲は結構多い。
そしてSECOND STORYだけ明らかに他2作と毛色が違う、というよりBIRTHDAYとPARTY TIMEのアルバム構成は驚くほど似ている。


1曲目に圧倒的知名度のironyという安全牌でなく、あえてサヨナラは言わないを入れた理由が、2年経って少しわかった気がする。

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