それはねむりにつくまでの

風呂上がってから寝るまでの間や風邪で寝込んでいる時用に穏やかな曲中心で選曲したら、作品・アーティストごとの意外な側面が見えてきた。
 
ちょっと面白かったので紹介。


あ、メタルとかもっての外です^^;
"I WANTED TO SEE YOU SACRIFICED"とかやめてください^^;;;


曲の傾向としては儚さと無縁なもの、尖った音がないもの、テンションが上がらないものがいい。
いわゆる美しい曲であってもあんまりドラマチックなものだと今回の選考基準だとNG。
風呂に入った状態のまま筋肉がほぐれる感じの物が理想的。

成恵の世界
最初買ったときは普段聴くにはメリハリがないかなと感じていたが、今回のテーマにはどうやら完全に一致しているらしく、アルバム中結構な数がプレイリスト入りした。
技巧的なところで言えば"H(?)な壁紙"っつーけだるいストリングスの曲がこのアルバム最大の収穫。
あとnullpoじゃなくてnull-Aだよ!

ステレオ (CooRie)
成恵つながりで紹介しておくと、OPの流れ星☆のc/w曲。
ボサノヴァらしい構成で尖った音が無いのにメリハリがあり、下手したらA面より完成度高いんじゃないか。
off vocal版も一つの曲として破綻が無い。

機動武闘伝Gガンダム
相当数がプレイリスト入り。数だけなら22曲と成恵よりも多い。
落ち着いて考えてみれば分かることだがGガンにはラブソングが意外に多い。
みんなもっと落ち着いて考えるべきじゃないかな!
作中の曲は広東語の物も含めて本当に外れが無いが、強いて不満を挙げるならTVサイズのOP/EDも収録してほしかった。

Princess Bride Arrange Album
ストリングスが効果的に使われているが、メインは厚みのある音なので安心して聴ける。
"赤い靴のジプシー"と"人魚姫の水平線"の出来は傑出しているが今回の選考には合わない。

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト
これも安心して聴ける1枚。
ただ"光の旋律"と"Servante du feu"は割と揺さぶられるので外してもいいかなと思わないでもない。

COWBOY BEBOP
全体としては今回のテーマ向きではないものの、"DIAMONDS"は穏やかに聴ける美しい曲なので挙げておきたい。
"Diggin'"もSteve Conteにしては珍しくハードな感じではないので十分イケる。

・Lineage II
ギランや雑貨屋、鍛冶屋あたりの曲は感傷に浸りすぎることもないので問題なし。
INTRO/OUTRO/ディオン/旧TI辺りはお願いだから別の機会にして…!
それはそうと"Exotic Marketplace"がNHKのカーネーションの劇中でそのまんま使われていたのは結局何だったのかな。

坂本真綾
はっきり言ってしまえば独壇場だが、ハチポチ/ニコパチあたりの比較的初期の楽曲以外は近年のもの、つまり菅野よう子以外から提供されているものが多い。
菅野よう子だと坂本真綾という素材に挑戦的すぎるのが今回のテーマだと裏目に出たか。
それでも"うちゅうひこうしのうた"や"ユッカ"辺りは安心して聴ける。

Ricky Martin
正統派のバラードはたいていちょっと湿っぽくなるので今回の選考向きではないのだが、"Volveras"しかり"Vuelve"しかりこの人にはそういう感じが無い。
日本では"Livin' La Vida Loca"以外の知名度が皆無に近いんじゃないかと思わないでもないけど、BOOKOFFの250円棚の常連なので今だとすごく買いやすいのはいいね。

Weird Al Yankovic
"You Don't Love Me Anymore"も"Melanie"も、この人のラブソング系バラードはネジは外れているが元気になれる。あと少しゆっくりめ。
しかしホント老けねーなwwwww

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