2021年買い物備忘録(円盤系)

今年は思ったより長くなったので2エントリに分けることにします!



ラブライブ円盤各種


別に避けていたわけではないんですけど、今までラブライブのシリーズは1作品も観ていませんでした。


それが9月に


(らしんばんに)来た

(無印とサンシャインの劇場版のBDがやたら安いのを)見た

(あんまり考えずに)買った

(無印劇場版を)観た

(スーパースターの1話を)観た

(サンシャイン1期1話を)観た

(スーパースターの1期最終回を)観た

(無印のBDを全巻)買った

(サンシャインの2期最終回を)観た

(サンシャインの劇場版を)観た

(無印の1期1話を)観た

(サンシャインのBDを全巻)買った

(無印の2期最終回を)観た

(無印劇場版を改めて)観た


なにこの滑落ぶり‥


分かりやすく時系列にするとこういうことです。


しっかりシナリオを抑えつつもギャグアニメとしてちょくちょく笑える回が多かったのは無印に感じました。

だいたい海未ちゃんのせいだよ‥

ぼくは今まで三森すずこを誤解していました。

この人はシリアスもできるギャグ要員や‥‥‥わっしーか。


逆にサンシャインはいかにもG'sマガジンらしい、ある種のギャルゲーっぽさのあるキャラクター造形とは裏腹にシナリオに重きを置いてきたように感じました。

中でも1期5話と10話、2期1話と7話がお気に入り。

個人的にバトルシップ的な熱さで泣ける展開が好きなので、今のところシナリオの好みでランク付けするとサンシャイン>スーパースター(1期のみ)>無印の順ですかね。


というわけで

初めて観たラブライブ!が無印の劇場版で

初めてリアルタイムで観たラブライブ!がスーパースター!!で

初めて最終話まで観たラブライブ!がサンシャイン!!となりました。

いやーなんで今まで観てなかったのwwwwwwww


そりゃそうと、今までアニメのTVシリーズのBDのメリットってほぼほぼ画質面しか聞いたことなかったけど、同じ2ch音声でもAACとLPCMは全っ然低域の感じが違うね。

たぶん圧縮音源のAACは聴感上の差の出やすい中~高域に重点が置かれて、低域は低めのボリュームでは差が出にくいということで積極的に間引いているんではなかろうか。しらんけど。

とにかくちゃんと詰まった音です。



結城友奈は勇者である 鷲尾須美の章


TV放送されたエガオノキミヘではなく劇場公開されたサキワフハナの方です。


今日まで黙ってましたけど、わすゆはTVでの本放送時に一度観てから二度目を観ることができませんでした。

友奈の章や勇者の章ならいくらでも観返すことはできたんですけどね。

銀たち3人が楽しく過ごしていた日々をようやく眺めることができました。



ガラスの花と壊す世界


粗削り、という感想がこんなにふさわしい作品も珍しいんじゃないですかね。


例えば

・冒頭のmother.exeからの一連の文字情報(あの明朝体の羅列はちょっと‥)

・「もっとメモリー」→「プログラムされた世界」→「オシエテ」の流れ

のようにもうちょい洗練させることはできたよねと感じる演出がちらほらあったり、ラストバトルで覚醒してからの戦闘のカタルシスがなかったり、総じて粗削りに感じる要素がままあるのは事実。


それでも1時間という上映時間であまり駆け足に感じさせることなく、テーマ性を持たせたうえですごくきれいにまとまっていると感じました。

観終わった後の心地よい浮遊感のちゃんと得られる「いい映画」だと思います。


まぁ、地元民なのでそれだけで採点がだいぶ甘くなるのは認めますけどね!



ラブライブ! サンシャイン!! オリジナルサウンドトラック Sailing to the Sunshine

ラブライブ! サンシャイン!! オリジナルサウンドトラック Journey to the Sunshine


無印とサンシャイン、それぞれのTV版と劇場版でサントラは6枚買ったけど、特に満足度が高かったのはこの2枚でした。


1期のサントラのSailing~のインスト曲は全体を通して感情が乱高下したりしない、すごく安心して聴ける感じがします。

例えるならいい歳のとり方をしたオッサンたちが楽しそうに演奏している感じ。

ラブライブの世界のおじさんたちはここにいたんだ‥!

その中でFRIENDSHIPやDETERMINATIONのように感情をピークまでもっていく曲の存在感が半端ないですね。


2期のサントラのJourney~は最初は1期ほどのまとまりがないかなと思いましたけど、キセキヒカルを聴いた後だと全く別の印象を受けました。

ポジもネガも含めかなりの曲が起こそうキセキを!、というかキセキヒカルにつながっているのが感じられます。


サンシャインは全体を通して、特定のメロディをいい意味で何回もアレンジして使っている(パシリム1作目なんかがいい例)のが印象的。

厚みのあるウォームなインスト曲とシャイニーなボーカル曲のコントラスト、これは良いサントラですわ。



アイの歌声を聴かせて オリジナル・サウンドトラック


封切り初日にアイ歌を見に行って、翌日にはもう速攻でmoraでハイレゾ盤を購入していました。

インスト曲、ボーカル曲、すべてが素晴らしい。もう言うことなし。

というか2022年になっても拡大上映中なので、まずはなるべく劇場で聴こうな!


劇場で予告編が流れるたびに画面が見づらくなって困っていた主題歌2種、劇中のターニングポイントとなったUmbrellaも素晴らしいけれど、しかし何より、この作品からは全く予想していなかった方向性のボーカル曲のLead Your Partnerが本当に本当にむちゃくちゃ良い。

あとディズニー作品ぽい劇中作品にガチのディズニーお抱えの人を連れてきたことで、いろんな意味での説得力が盤石なものになっています。


音質面の話に移ると、国産作品のサントラは低域が薄くて劇場体験を再現するには低域を少しばかし~かなり持ち上げないといけないものが多い印象が個人的にはありますが、このサントラは全くそういうことがありませんでした。

ブーミーになることなく低域の厚みをしっかり感じますし、どの楽器も輪郭や芯をしっかり感じます。

一つだけ難点を挙げるなら、聴き終わった後にレイトショーが終わった後のような充足感と浮遊感を伴うので作業用BGMには向いてないっすね。


買うまで悩む隙すら与えなかった1枚は初めてでした。

こんなん文句なしで殿堂入りやわ。

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